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Message from Ouaf

2012/10/4  


以前保護活動をしていたOさんから会員Mに電話がありました。

「以前と同じ母犬がまた仔犬を産んでいたけど、保健所に連れて
行かれた」と・・・しかも今回は保護して里親探しをする気はないら
しい。

「いつの話ですか」と尋ねると「月曜日」・・・もう4日目。
「もう処分場に行ってるやろな」と言うので、Mも憤慨して「じゃあ一
体これは何の電話ですか!」と聞くと「いや、ただ報告まで?」。

あまりにもふざけた内容の電話でした。

仕事中だったMは、あわてて理事長に電話。
電話確認をすると「仔犬たちはまだいる」との返事をもらえたので、
保健所の一番近くで勤務しているYが引き取りに行き、そのまま市
内のKどうぶつ病院へ…。

そこまではスムーズに進んだようですが、ただひとつ。
管轄保健所の収容施設内は、以前から「パルボウイルス蔓延」が
問題となっています。仔犬たちの居所を確認した時も、担当職員
にその事を尋ねると「ですから、またそちらにご迷惑をおかけする
事になるかもしれないので・・・それでも大丈夫ですか?」と自覚し
ている様子。

パルボ・・・大丈夫なワケがないけど、放っておける筈もなく・・・。

ひとまず7頭をOuafの保護犬とすることになりました。

今日の検査では(−)でしたが、これは収容前の感染がなかった
ことを表しているだけ。保健所での感染があれば、発症するのは
これからです。

今後に備えて、犬を保護していないMが7頭の面倒を概ね担うこと
になりました。保護場所は協力者NJさんが提供してくださった一
室です。

夜は総出で感染予防の下準備&仔犬の異動。嘔吐・下痢がいつ
始まっても良いように、完全防備で室内にビニールシートを張り巡
らせました。病院でお借りしたボイジャーをダンボールで覆い、野
良ちゃん達にも被害が広がらないように・・・。

奇跡的に発症しなければ言うことはないのですが…そう甘くはない
のが、うちの保健所です・・・。