2009.06.30 知る人ぞ知る、病院嫌いな我が理事長・・・のハズなのに!坂出市のN整形外科
さんにだけは、何故か足繁く通っております。
不審に思い、よくよくワケを聞いてみたところ、理事長から送られてきたのは一通
の写メでした。
あぁ・・・そゆこと(^^;)
・・・ということで、N整形外科さんでは毎年ツバメの子育てを応援していらっしゃる
そうです。あったかいお話ですよね。
生き物がいれば、身の回りが汚れることもあります。うるさい時や邪魔に感じる時も
あるかも知れません。
でも、まず先に動物達の世界に踏み込んだのは人間です。
ほんの小さな心遣い、ほんの少しの心の余裕で、地球はもっともっと優しい星にな
れるのではないでしょうか?
N整形外科の心優しき先生、スタッフの皆様。我が理事長に心癒される時間をあり
がとうございました。きっとおなじように安らぎを感じている患者さんもたくさんいらっ
しゃる事と思います。
世知辛い現代社会ではありますが、やっぱり「心」は忘れたくありませんね♪
2009.11.01
理事長と会員Mが里親さんの許へ仔猫を届けていた時のこと・・・。
往来の激しい車道に雨の中一人佇む・・・というよりは「立ち尽くす」といった方が的
確かもしれない男性の姿がありました。その足元に目を見やると、撥ねられた猫ら
しきのようなかたまり・・・
「戻ろう」とっさにUターンをして戻ってみると、そこには前足の付け根が大きく裂け
朦朧としている様子の仔猫が1匹。
「あなたが撥ねたんですか?」
「違います・・・通りすがりに・・・」
男性は顔面蒼白。動揺していたのか、しっかりとは話せない状態でした。
「なんとかしようと思って・・・コンビニに行って・・・」
猫の口元には猫用の缶詰。
撥ねられた猫を見てパニック状態に陥った彼は、瀕死の猫を助けようとコンビニで
缶詰を購入してきたが食べてくれず、途方にくれていたということらしい。
確かに仔猫の傷は雨水にふやけて白くなり、すでに血も流れていない。体温を取
られ、貧血で動けないのだろう。ひとまず里子用に準備していた毛布で仔猫を包み
動物病院へ緊急搬送。診察の結果、獣医師からは「安楽死」という選択も示唆され
ましたが、やはり出来る限りのことはしたい。この子が苦しむだけなら、諦めるのも
ひとつの方法なのかもしれないけれど…。
思案の末、保温室で命をつなごうという結果になりました。ここからは、仔猫本人の
生命力次第。呼びかけには応じる猫ちゃんです。皆さんの「頑張れ!」を、どうぞ彼
に届けてあげてください!