Ouaf

七夕〜なゆ〜 5歳。女の子。

多頭飼育崩壊現場にて生まれたてで保護。
生家は家の中と外で大人の犬達がテリトリー争いをしているサバイバル地帯。
避妊手術や犬舎の整備に通ううち、犬小屋の下で見つけた小さな命でした。
兄妹の中でも1番小さくで弱虫だった七夕ちゃん。
それもそのはず。
極端に上顎が下顎より出ているため、ろくにミルクを飲めていなかったのです。
しかも気道にミルクが入りやすく、保護されてからも授乳しては『キェ〜〜ッ』っと
鳴いて詰まらせる→背中をトントンして息をし始めたらホッとする…の繰り返し。
飲めない分は点滴で補充していましたが、毎朝生きてることを確認しないといけ
ない子でした。
今のメンバーの中では一番の先住犬。
どっしり構えて…は居ませんが、小さい身体でちゃんとみんなを従えています。

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あにまるふれんず

オッティマ 推定5歳。女の子。

山道でガリガリに痩せて歩けなくなっていたところを保護。
純血種のジャーマンシャパードなのに、最初はとても怖がりでした。
でも七夕や布紗と一緒に生活を始めてからは、人にもあまりビクビクしなくなり、今では
知らない人が通ると、それはそれは勇ましく吠えてくれたりもします。
仔犬の頃から育てているわけではないので年齢も定かでなく申し訳ないのですが、大き
な身体で七夕ちゃんにピタッと寄り添う姿は「私が一番下っ端なの…」と甘えているようで
とてもCuteです☆

オッティマは「最上級」「最高」を表す言葉。
そんなに自信のない顔しないで、堂々としてなさい♪…と、理事長が名づけました。

布紗〜ふさ〜 4歳。女の子。

小さい頃、認知症であることを隠していたおばあさんの家に貰われた経験あり(厳密には息子さんが隠していたのですが)。
貰われてすぐ迷子になり、近隣自治会の皆さん、ボランティアの方々にご協力いただいて何とか見つけ出した子です。見つけた時は木のツルが首に巻きつき、それを取ろうともがいていたのか、どんどん食い込んだツルで首の周りがパックリ裂けていました。白い部分が見えるほど深く傷ついていて、運び込んだ病院の獣医さんも「よく生きてたね!」と驚きながらの緊急手術。
ただひとつ、困ったことに…九死に一生を得た瞬間。気持ちを落ち着かせようと、仲の良かった七夕ちゃんの匂いのついた毛布で抱き上げました。おかげで未だに七夕ちゃんを何よりも大切に思っています。その姿はまるでストーカー…(- -;)そう、布紗は未だに七夕が助けてくれたと信じているのです!